だいぶ寒くなってきましたね。
特に朝晩が冷え込むことが多くなってきました。
私事ですが、先日運動中に右足のアキレス腱を痛めてしまいました。
最初は下腿三頭筋の肉離れかとも思ったのですが、自分で触診したところアキレス腱の圧痛が特に強かった点、膝の屈伸よりも足関節の背屈で特に痛みが増悪することからアキレス腱炎と判断し治療しました。
幸いなことに数日で痛みは落ち着いたのですが、発症後の数日は朝の起床時に非常に患部が痛かったのを覚えています。それと長時間座っていて、歩き始めもですね。
共通して言えることは、しばらく動かさなくて冷えてくると痛くなるということですね。
いわゆる炎症というものは、私たちは冷やしたほうがよいと思いがちですが、意外と炎症期であっても温めることで緩和することがあります。
これはどの症例で当てはまるわけではないとは思いますが、もし自分が身体のどこかを痛めたときに、アイシングだけでなく温めて症状が緩和するかどうかも試していただきたいです。
さっきのアキレス腱の話ですが、痛めた発生機序の一因として、すごく寒い日に屋外で長時間のハードな運動をしたことがきっかけだったかなと思います。
なので、痛めたきっかけに「冷え」が関与してるなと思った場合は、積極的に温めるのも有効な治療になると思います。痛めたきっかけが治療のヒントになることは多いので、ぜひ覚えておいていただきたいですね。
秋は気候がよく過ごしやすいので、スポーツにはうってつけな季節です。
しかし反面寒暖の差が激しい時期でもあるので、どうか体調管理にはくれぐれもご留意ください。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。